少し前に日本の顎関節学会で顎関節症の分類の変更がありました.現在の分類は次の通
りです.
1. 咀嚼筋痛障害(顎を動かす筋肉の痛み)
2. 顎関節痛障害(顎関節部分の痛み)
3. 顎関節円板障害(顎関節の動きの障害)
4. 変形性顎関節症(顎関節の変形)
1はこめかみやほっぺた,首や肩などの場所の筋肉の痛みです.顎を動かす筋肉は広範囲に及びます.
2は実際の顎の関節部分,耳の穴の前の部分が痛む状態です.
3は顎の関節の動きの不調和です.口を開けるときに音がなったり,口が開きにくくなるような症状を伴います.
4は顎の関節の変形です.痛みを伴ったり,口が開きにくくなる症状を伴う
場合があります.
分類は上記のとおりですが,実際のケースではそれぞれを組み合わせた症状もあります.
治療にあたってはまずは診断が重要ですので,かみ合わせの調整としてむやみに削ったり不可逆的な処置は避けるべきだと考えます.
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お口の状況などを確認させていただいたうえで、必要な検査のご説明、疑われる状態のご説明などをいたします。
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神田ふくしま歯科
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