顎が曲がってしまう原因の一つにあごの骨の長さが左右でちがうということがあります。あごの長さが左右でちがっても、顎関節症ではない場合もあります。
顎の骨の長さが左右で異なると真ん中のあごの位置が真ん中からずれてしまいます。
顎の関節の状態が正常でも、あごがズレて見えるため顎関節症と想像されて相談にお越しいただくことがあります。
顎関節症との鑑別方法
顎関節症は、顎関節部分の筋肉や軟骨や骨などに問題が起こった時におきます。
顎関節症であごが左右にズレている場合は多くの場合でどちらかのあごに問題が起こってます。問題の起こっているあごの動きが正常の場合とことなるため、口を開けるとどちらかに曲がって開いてきます。もちろん正確に診断するにはあごの運動検査をする必要がありますが、簡易的には口を開けた時にまっすぐスムーズに開くかどうかが顎関節の運動を見るには参考になります。
顎が曲がっていても顎関節症でない方もいらっしゃいます
顎が曲がっていると言った時、顎の骨の長さが左右でちがうことが原因で顎関節症でないの場合があります。顎関節症が原因の場合もありますが、顎の長さが左右でちがうために顎が曲がって見えるというケースです。
例えば、下のレントゲン写真は左右で顎の長さがちがい、顎が左側にずれてしまっているお写真です。
上下の前歯も斜めに傾て見えますし、あごの長さが左右で異なります。あごの長さが短いほうのかみ合わせは低くなっています。
レントゲンの見方ですが、下のレントゲン写真の黄色い丸の中に見える白くて棒状の部分が下顎の関節の骨になります。
レントゲン写真は左右反対に見えますが、左右で下顎の関節の長さと大きさに差があるのがわかりますか?
左側の下顎の関節の骨が短く細くなっています。このため、骨格自体が左側にずれて見た目も顎がズレているように見えます。
こういった方でもあごの関節の運動に問題はなく、スムーズに動いていることもよくあります。
顎が曲がっているので、問題がないか気になるという方は精密検査をすることも可能です。
それでもやっぱり、あごが曲がっていてかみ合わせや顎関節が気になるという方は精密検査を受けることが可能です。
顎関節の検査に関しましては、下記のリンクページをご覧ください。
顎が曲がっていて顎関節症が気になる方は無料カウンセリングにお越しになられてはいかがでしょうか?
左側の顎の骨が短いのと、下の前歯が斜めに傾いているのがわかります。
このケースのように顎の大きさが左右で異なる場合があります。
ただいま顎のズレや顎関節治療を希望される方は無料カウンセリングを行っております。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積りのお渡しをいたします。無料カウンセリングは御予約制となっておりますのでご連絡ください。
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